医薬経済オンライン

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薬のおカネを議論しよう

エンタメ医学小説「モテ薬」が問う女性差別

第27回

医療ガバナンス研究所医師 谷本哲也

2020年10月1日号

 20年9月、取材協力した小説『モテ薬』が小学館から発刊された。著者は「特命係長只野仁」や「カラマーゾフの兄弟」など、多数のテレビドラマ脚本を手掛けてきた旺季志ずか氏だ。 異性からモテる効果のあるフェロモンが分泌されるモテ薬。その開発につながる基礎研究を、32歳の美人研究者が『ネイチャー』に発表したことで物語が動き出す。 主人公は、トップジャーナルでの快挙に、国立大学医学部きってのスター研究者として一躍祭り上げられる。ところが、論文の不備や実験の再現性が取れないことで、メディアからのバッシングに一転して晒される。そのようななか、論文の最終著者で指導教官でもある大学教授の服毒死が伝わる……。 モテ薬の再現性はあるのか、ないのか。大学教授の死の真相は。いくつもの謎をめぐり、科学誌記者が関係者の証言を明らかにし、事件のかたちを浮かび上がらせていく、と...  20年9月、取材協力した小説『モテ薬』が小学館から発刊された。著者は「特命係長只野仁」や「カラマーゾフの兄弟」など、多数のテレビドラマ脚本を手掛けてきた旺季志ずか氏だ。 異性からモテる効果のあるフェロモンが分泌されるモテ薬。その開発につながる基礎研究を、32歳の美人研究者が『ネイチャー』に発表したことで物語が動き出す。 主人公は、トップジャーナルでの快挙に、国立大学医学部きってのスター研究者として一躍祭り上げられる。ところが、論文の不備や実験の再現性が取れないことで、メディアからのバッシングに一転して晒される。そのようななか、論文の最終著者で指導教官でもある大学教授の服毒死が伝わる……。 モテ薬の再現性はあるのか、ないのか。大学教授の死の真相は。いくつもの謎をめぐり、科学誌記者が関係者の証言を明らかにし、事件のかたちを浮かび上がらせていく、とい

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