認定NPO法人日本病巣疾患研究会(JFIR) https://jfir.jp(監修)
「みんなで鼻うがいプロジェクト」
新型コロナウイルスの感染様式は、飛沫やエアロゾルなどの空気媒介感染と言われています。新型コロナウイルス感染対策として、従来の手洗い、マスク、社会的距離に加え、施設や乗り物における換気の重要性が強調されています。
新型コロナウイルス感染症の諸症状は、「のど風邪」の原因ウイルスとして知られる従来のコロナウイルス同様、「急性鼻咽腔炎(急性上咽頭炎)」の症状に矛盾しません。それ故、体内に入った新型コロナウイルスの最初の感染部位が上咽頭を中心とする鼻咽腔粘膜であることは疑う余地はありません。
そこで、鼻咽腔に侵入した新型コロナウイルスが、粘膜上皮細胞に取り込まれる前に洗い流してしまえば、感染を未然に防ぐことができるのではないか。
その簡単な手段が鼻うがいです。(新型コロナウイルス感染症は人類初の経験であり、鼻うがいのエビデンスはどこにもありません)。しかし、ワクチンが開発されるまで、個人のレベルでこのまま、手洗いとマスク以外に何もしなかったら、この先も困難な状況が続くことは自明です。毎日1〜2回の鼻うがいという新型コロナウイルスに対する積極的感染防御の習慣が国民に広く定着することにより、新たな地平が拓かれることを期待しています。
「みんなで鼻うがいプロジェクト」
新型コロナウイルスの予防は3つの愛(i)
換気(kanki)・手洗い(tearai) ・鼻うがい(hanaugai)
どうして「鼻うがい」なの?
ウイルスが最初に感染を起こす部位は鼻咽腔です。
発症するまで平均5日の潜伏期間がある新型コロナの場合、たとえウイルスを吸い込んでも
毎日「鼻うがい」をすればウイルスが細胞に取り込まれる前に洗い流すことが出来る可能性があります。
*自分で手ごろな鼻うがいに使えそうな容器を見つけて、0.9%生理食塩水を調合することで鼻うがいは簡単にできます。
*市販されている鼻うがい器具や、一回分に分包された鼻うがい用の市販された粉末を利用するとさらに便利です。
「鼻うがい」の禁忌(鼻うがいをしてはいけない人)
急性中耳炎、滲出性中耳炎、声帯麻痺、誤嚥をおこしやすい人、膿性鼻汁の多い人
#鼻うがいチャレンジ で自分の鼻うがい動画を投稿して、みんなでつながりましょう。
URL: https://www.youtube.com/watch?v=lnhc_oxgbul&t=8s
(近日公開予定)