大阪府薬剤師会の乾英夫会長は5日に開いた定例会見で、内閣府の規制改革推進会議が9月22日、あらためて薬局の調剤業務の外部委託を推進する方向を明確にしたことについて、強い不快感を表明、反対する姿勢を強調した。


 乾氏は、「調剤業務をICT化していくことは必要だが、外部委託には反対。薬機法改正(施行規則11条)も必要になるほどの大きな問題だ」との認識を示した。また、府薬の地域ブロック会議などでも「アマゾン薬局」が登場するなどの警戒が示されていることも明らかにした。