関西医薬品協会は6日に開いた定例理事会で、9月2日付で石川県から業務改善命令の行政処分を受けた辰巳化学について、厳重注意して再発防止を求める処分を決めた。再発防止活動の観点から協会活動への従前以上の前向きな取り組みや、再発防止策の実施状況について一定期間後に報告を求める。


 関薬協は定例理事会で5社の新規入会を承認した。6月と8月に2社が退会し、現在の会員企業数は323社となった。


 新規入会した以下5社のうち、生命科学インスティテュートは三菱ケミカルグループ。また、ダイドーファーマは飲料メーカーのホールディングスによる参入。カッコ内の主な事業内容は関薬協の説明。


・株式会社アイメプロ(小児・眼科領域の臨床開発)

・Ultragenyx Japan株式会社(稀少性遺伝疾患治療薬開発)

・合同会社オーリオンバイオテック・ジャパン(角膜再生医療製品)

・株式会社生命科学インスティテュート(東北大開発のMuse細胞の実用化)

・ダイドーファーマ株式会社(稀少性医薬品を中心にした医療用医薬品事業)