大阪府保険医協会は22日、前日21日に行われた中央社会保険医療協議会総会でオンライン資格確認の導入義務化を経過措置とする議論が行われたことについて、「経過措置ではなく撤回」を求める理事会声明を発表した。
声明では、義務化方針が示された直後から、同協会などが導入困難事例などを伝えてきたとして、早期に解決できない問題が多々あるため、当初から「義務化対象外」や「経過措置」での対応をすべきだったと主張。
今回の経過措置についても「内容は大変幅の狭いもの」との批判を強調し、早期の導入を医療機関に強いる姿勢も崩していないこと、義務化は廃院を余儀なくされる医療機関も出てくるとして、強硬な導入をやめ、改めて義務化の撤回を強く求めた。