久方ぶりの「ゴルフブーム」到来に沸く昨今。誰に言われるわけでもなく、流行りモノにはめっぽう弱い、38歳中年の専門紙記者ガッチャンが立ち上がった。


「乗るしかない、このビッグウェーブに」


 死語を交えて決意表明するも、コースデビューして1年足らずの新米プレイヤー。その半生を野球に捧げてきた影響から、いわゆる「野球打ち」のお手本のような悪癖をもち、ボールはまっすぐ飛ばずに右旋回(スライス)。まるでブーメラン。手元に戻ってきそうな勢いで曲がり続ける。持参した20個ものボールは、終了時までに森の中に消え去ってしまう。


 打ちっぱなし、ゴルフ場、イメージトレーニング……。ときには“大人の力”を使ってプロプレイヤーの方も招聘。さまざまな努力を通じ、こんな最底辺プレイヤーの私がいかに向上していけるのか。そうした鍛錬の過程を皆さんへ一方的に発信していこう、というのが今回の企画である。


 今回は「第0回」ということで、先日のラウンドでの1打を動画でお届け。見直したくもないが、これが自分の現在地。向上あるのみ!