新型コロナウイルスの起源(続き)
GISAIDデータベースの管理問題
GISAIDは最初 Global Initiative on Sharing Avian Influenza Data(鳥インフルエンザ情報共有の国際推進機構)の略称であったが、2010年に、 “Avian” が“All“になった。GenBankは、米国NIHが運営している公的なデータベースであるが、GISAIDは研究者に研究者及びグローバルな保健当局の間でデータを共有し、その他の人が情報を取得して研究者の功績を認めることなく、あるいは共同研究することなく、論文を公開してしまう心配をしないようにしている。米国サイエンス誌(2023年4月19日)に、マーティン・エンセリンクとジョン・コーエンがGISAIDデータベースの管理問題の記事を配信した(3141)。
GISAIDは、パンデミック開始以降、SARS-CoV-2ゲノム配列を1...
新型コロナウイルスの起源(続き)
GISAIDデータベースの管理問題
GISAIDは最初 Global Initiative on Sharing Avian Influenza Data(鳥インフルエンザ情報共有の国際推進機構)の略称であったが、2010年に、 “Avian” が“All“になった。GenBankは、米国NIHが運営している公的なデータベースであるが、GISAIDは研究者に研究者及びグローバルな保健当局の間でデータを共有し、その他の人が情報を取得して研究者の功績を認めることなく、あるいは共同研究することなく、論文を公開してしまう心配をしないようにしている。米国サイエンス誌(2023年4月19日)に、マーティン・エンセリンクとジョン・コーエンがGISAIDデータベースの管理問題の記事を配信した(3141)。
GISAIDは、パンデミック開始以降、SARS-CoV-2ゲノム配列を1500