ロングCOVID(イタリア、英国等)
臨床医や研究者は、COVID-19患者の急性期に焦点を当てているが、退院後に長期間続く症状に関する継続的モニタリングも必要である。
イタリアのアゴスティーノ・ゲメリ(Agostino Gemelli)大学総合病院のアンジェロ・カルフィらは、COVID-19から回復し、退院した患者におけるその後の症状に関して、調査研究を行った(5201)。
2020年4月21日から5月29日までに、179人の患者に調査依頼したが、14人が調査研究を断り、22人はPCR検査陽性であった。従って、残りの143人の患者を対象とした。対象患者の平均年齢は、56.5歳(SD、14.6歳)で、女性が53人(37%)であった。入院中、対象者の72.7%は、間質性肺炎で、平均入院期間は、13.5日(SD、9.7日)であった。非侵襲的換気を受けたの...
ロングCOVID(イタリア、英国等)
臨床医や研究者は、COVID-19患者の急性期に焦点を当てているが、退院後に長期間続く症状に関する継続的モニタリングも必要である。
イタリアのアゴスティーノ・ゲメリ(Agostino Gemelli)大学総合病院のアンジェロ・カルフィらは、COVID-19から回復し、退院した患者におけるその後の症状に関して、調査研究を行った(5201)。
2020年4月21日から5月29日までに、179人の患者に調査依頼したが、14人が調査研究を断り、22人はPCR検査陽性であった。従って、残りの143人の患者を対象とした。対象患者の平均年齢は、56.5歳(SD、14.6歳)で、女性が53人(37%)であった。入院中、対象者の72.7%は、間質性肺炎で、平均入院期間は、13.5日(SD、9.7日)であった。非侵襲的換気を受けたのは2