ロングCOVID患者の本当の割合は?
米国ミシガン大学のチェン・チェンらは、ロングCOVIDの有病率に関して、41件の研究に関するメタ解析(2021年7月5日検索、確認のため2022年3月13日まで延長)を行なった(5301)。ロングCOVIDの推定有病率は、研究により、9%~81%まで多岐にわたっていたが、メタ解析の結果、全体では43%のロングCOVID推定有病率で、入院患者の場合は54%、非入院患者の場合は34%、そして、成人女性は、成人男性よりも、高かった(それぞれ、49%と39%)。また、地域別では、アジアで51%、欧州で44%、そして、米国で49%であった。症状に関しては、倦怠感が最も多く報告された症状で、23%の患者にみられた。次に記憶障害が14%の患者でみられた。感染後30日、60日、90日及び120日で、グローバルでのロングCOVIDの推定有病...
ロングCOVID患者の本当の割合は?
米国ミシガン大学のチェン・チェンらは、ロングCOVIDの有病率に関して、41件の研究に関するメタ解析(2021年7月5日検索、確認のため2022年3月13日まで延長)を行なった(5301)。ロングCOVIDの推定有病率は、研究により、9%~81%まで多岐にわたっていたが、メタ解析の結果、全体では43%のロングCOVID推定有病率で、入院患者の場合は54%、非入院患者の場合は34%、そして、成人女性は、成人男性よりも、高かった(それぞれ、49%と39%)。また、地域別では、アジアで51%、欧州で44%、そして、米国で49%であった。症状に関しては、倦怠感が最も多く報告された症状で、23%の患者にみられた。次に記憶障害が14%の患者でみられた。感染後30日、60日、90日及び120日で、グローバルでのロングCOVIDの推定有病率