医薬経済オンライン

ワクチン接種回数とロングCOVID 　イタリアのIRCCSヒューマニタス・リサーチ病院のエレナ・アゾリーニらは、“医療従事者で入院が必要でないSARS-CoV-2感染者のBNT162b2ワクチン接種とロングCOVIDの関係”を調べた（51101）。2020年3月から2022年4月までイタリアの医療施設9箇所での観察コホート研究である。その結果、2,560人の参加者のうち、739人（29％）がCOVID-19（無症候性感染者は89人）を持ち、そして、そのうち、229人（31.0％）がロングCOVIDを持っていた。ロングCOVIDの有病率は、パンデミックの波で変化して、第1波時には48.1％、第2波時には35.9％、そして、第3波時には16.6％であった。ワクチン接種回数はロングCOVIDの有病率と関連性があり、ワクチン未接種患者で41.8％、1回接種者で30.0％、2回接種者で17.4％、そして、3回... ワクチン接種回数とロングCOVID 　イタリアのIRCCSヒューマニタス・リサーチ病院のエレナ・アゾリーニらは、“医療従事者で入院が必要でないSARS-CoV-2感染者のBNT162b2ワクチン接種とロングCOVIDの関係”を調べた（51101）。2020年3月から2022年4月までイタリアの医療施設9箇所での観察コホート研究である。その結果、2,560人の参加者のうち、739人（29％）がCOVID-19（無症候性感染者は89人）を持ち、そして、そのうち、229人（31.0％）がロングCOVIDを持っていた。ロングCOVIDの有病率は、パンデミックの波で変化して、第1波時には48.1％、第2波時には35.9％、そして、第3波時には16.6％であった。ワクチン接種回数はロングCOVIDの有病率と関連性があり、ワクチン未接種患者で41.8％、1回接種者で30.0％、2回接種者で17.4％、そして、3回接