大阪府薬剤師会は2日、大阪府に対して2024年度大阪府予算編成に対する要望書を出した。24年度からを予定する第8次医療計画を念頭に、薬局の社会的資源としての活用、薬剤師職能に対する多様な予算措置等、22項目を求めている。


 第8次医療計画に関連しては、小児を含む「在宅医療」の体制充実に関する諸課題の抽出のための支援、薬局間連携・多職種間連携の体制の確保、高度な薬学管理が可能な薬局の整備、24時間対応可能な薬局の充実を図るための予算措置などを求めた。


 このほか医療DXの対応に関する支援や、災害時医療における「薬事コディネーター」の養成、薬物乱用対策では青少年による一般薬のオーバードーズ対策も要望に初めて盛り込んだ。