大阪府保険医協会は3日、6月1日以降のオンライン資格確認、「マイナ保険証」のトラブル」などに関する会員アンケート調査結果を明らかにした。7月20日以降のファクスによる調査で、225件から回答があった。


 オンライン資格確認・マイナ保険証に関するトラブルは「あった」が135件、68.9%に達し、7割の医療機関が何らかのトラブルを経験していることがわかった。


 トラブル内容は「資格が無効」が最多で82件の報告があった。このほかでは「限度額認定」「負担割合」「保険適用日」なども多い。これら誤情報で保険請求の返戻は30件に達したことなども明らかになった。


 また、マイナ保険証の利用が減少している側面もみられ、同協会の調査では6月は5月より減少、回答病院の25%はマイナ保険証利用者は1%以下と回答した。