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第31回 ワクチン有効率の相関マーカー

2023/08/04

連載 :

ワクチン有効率の相関マーカー  自然感染とワクチンにより種々の免疫状態が各人にそれぞれ形成されることになり、このような中で、今後のワクチン開発における有効率の指標は何が適当であるのかを模索しなければならなくなった。  Covid-19ワクチンの予防効果に関する相関マーカー(CoP:Correlate of Protection)は、臨床的に意義のあるアウトカムの予防に対するワクチン有効率レベルを確実に予測するのに用いることができる。この相関マーカーのレベルは、ワクチン接種処方の完了後直ぐに(2~4週間で)測定され、そして、基軸的な第3相ランダム化臨床試験では含まれなかった「新規集団に対するワクチン有効性」の規制当局の承認、または、「以前有効性があることが示されていたワクチンの改良されたバージョン」の承認のような決... ワクチン有効率の相関マーカー  自然感染とワクチンにより種々の免疫状態が各人にそれぞれ形成されることになり、このような中で、今後のワクチン開発における有効率の指標は何が適当であるのかを模索しなければならなくなった。  Covid-19ワクチンの予防効果に関する相関マーカー(CoP:Correlate of Protection)は、臨床的に意義のあるアウトカムの予防に対するワクチン有効率レベルを確実に予測するのに用いることができる。この相関マーカーのレベルは、ワクチン接種処方の完了後直ぐに(2~4週間で)測定され、そして、基軸的な第3相ランダム化臨床試験では含まれなかった「新規集団に対するワクチン有効性」の規制当局の承認、または、「以前有効性があることが示されていたワクチンの改良されたバージョン」の承認のような決定

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