大阪府薬務課は、9月13日に初会合を開いた「治験環境整備推進事業を協議する懇話会」(座長・楠岡英雄国立病院機構理事長)で設置を決めたワーキンググループ(WG)の活動内容などについて、11日の定例会見で明らかにした。
それによるとWGは、やはり初会合で決まった実態調査の内容を検討することが中心作業となる。調査対象が、病院、診療所以外に、訪問看護ステーションなど、在宅医療を行う分野も対象とする。このため、DCTの理解、治験受託の可否、対応能力などについて、回答しやすい文言などの事務的検討が主となる。
調査は第2回会合を予定する来年6月までには実施し、その結果を2回目会合で公表する。