大阪府薬剤師会は12日、大阪市内で2025年新年互礼会を開いた。冒頭、あいさつに立った乾英夫会長は、山積する課題に触れながら、4月に大阪市で開催される万国博覧会に関して、多くの外国人が大阪市を訪れるとして、10ヵ国語近いマニュアルを作成、会員薬局に配付する準備を進めていることを明らかにした。



 また、調剤報酬改定はプラスだが、8年連続の薬価規定、4年も続く医療用医薬品の供給不安定、DX対応の経費増などを挙げて、薬局の経営環境が苦しさを増していることに理解を求めた。


 この日の互礼会には1月に大阪府医師会長に就任した加納康至氏、昨年末に自民党大阪府支部長に就任した青山繁晴参院議員も挨拶に立った。