大阪府薬務課は1月末に「薬局店頭における『外国人対応マニュアル』」のvol.2を作成した。大阪府薬剤師会を通じて配布を始める。大阪府薬はこれをもとに3月に研修会を開催する予定だ。薬務課ホームページからPDFダウンロードもできる。


 Vol.1は2016年に、英語、中国語(繁体字と簡体字の2バージョン)、韓国・朝鮮語の4言語版を作成しており、今回は関西万博が開かれることやインバウンドの増加に対応、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、ベトナム語、フランス語の5言語を追加した。


 医療通訳マニュアルを参考に作成されており、薬局店頭での、症状の確認、薬の効能効果の説明方法、使用方法、注意点、アドバイスなどの対応方法を示した。体の部位を示すイラストで症状部位の理解を早める工夫もしている。