シリーズ『くすりになったコーヒー』


 岐阜と愛知の境目あたりは喫茶店・カフェの激戦地だそうです。4月28〜29日、1泊2日で待夢珈琲店を訪問して、『コーヒーと健康のお話』をしてきました。


 まずは昼過ぎの可児市桜ケ丘公民館。暑いの何のって、途中いささかバテまして、気がついたら坂本龍馬よろしく、デスクに体を寄せて踏ん張っていました。それでも話はそこそこ好評で、『漫画・珈琲一杯の元気』も『毎日コーヒーを飲みなさい』も売り切れました。やったぜよ。


 かくして公民館を無事終えて、待夢マスター・今井利夫氏の車に乗って、一路瑞浪市へと向かいました。途中、珈琲教室卒業生が営むカフェに立ち寄り、美味しいアイスコーヒーを頂きました。一息ついた後、清流沿いの新緑を愛でながら待夢珈琲店に無事到着となりました(お店の風景は → こちら)。


 その日は祝日前夜ということで、珈琲教室は夜7時開講。旧店舗のフロアーに50席の椅子をびっしり並べた俄か仕立て、スクリーンは公民館からの借用ではありましたが、元が喫茶店だったこともあり、例えれば旧帝大の談話室のようでした。結局ここに60名もの生徒さん+スタッフを詰め込んで、超満員の夜学講座となりました(写真は岐阜新聞に載った記事)。



 さて話の中味ですが、マスターから頼まれていた『ドリップの秘密』の1カットを紹介します(写真は『今井利夫の珈琲三昧』から改変引用;文責は筆者;詳しくは → こちら)。



 ドリップの科学的意味について図入りで説明したのですが、奥の深さをどこまで説明できたかは参加者のご判断次第です。2時間の話を終えてから、新店舗で頂いたビールの美味しかったこと! マスターとの話も尽きませんでしたが、夜11時を過ぎてホテルへ届けて頂きました。


 翌朝頂いた手作りサンドイッチ、これまたほんとに美味しかったです。奥様ご馳走様でした。


(第239話 完)


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