さくら薬局主催市民講座で「生活の中の薬食同源」をテーマに栄養成分珈琲研究家岡希太郎先生が講演。講演内容は、上梓が待たれる岡先生の栄養成分ブレンドコーヒーシリーズ第4弾「薬食同源」の話。昨年の11月に続く第2回目。
病気をなくす、長生きしたい、元気でいたいなど健康であるためには、基本に戻ろう。それは、「薬食同源」の考えだ。すなわち、食べ物は薬であり、医薬品の始まりは、必須栄養素である。
世界最高水準の医学を誇るアメリカ。にもかかわらず、メタボも糖尿病も、平均寿命でも最悪である。そのアメリカが、7年間の調査をもってまとめたのが、1977年のマクガバン・レポートだ。
それによれば、日本の食生活が世界一優れているとされている。日本の元禄時代または、昭和30年代の日本の食事に学べと結論付けたもの。食事のバランスは、1日28品目(厚労省は22品目)の摂取が望ましいと。
しかし、栄養成分を研究している岡先生はここにもうひと工夫必要だと進言している。それは、コーヒーとお茶を加えることだ。これで30品目になる。きりがいい。
そしてこの栄養バランスを基に、がんにならない8か条を提唱。
持ち時間を若干(汗)オーバーして閉演となったが、講演中は、メモを一生懸命とる聴衆(薬局の受付に補助いすも出して50名以上いただろうか)、そして、「んー!」「なるほど!」「そうなんだ!」「ワッーハッハ!」と皆さんの頷きや笑い声が会場には溢れていました。
押せ押せで講演が終わり、次の沖縄民謡に移る間の休憩時間に、私の隣で講演を一生懸命聞いていた方が、「面白いし、ためになる話でしたね。いやぁー、楽しかった」。
詳細は上梓をお待ちください。編集部より。