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集団免疫代わりのメット型マスク

2025/02/15 会員限定記事

医工連携の実践者 133 藤井雄作 群馬大学教授

連載 :

 20年からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延によって、目立った症状のない時期や人からでも空気感染する病原体に21世紀の文明社会は極めて弱いこと、ワクチンや特効薬が出てくるまではロックダウンや行動制限をするしか感染拡大を和らげる方法がなく、しかしそれをやってしまうと社会とくに弱者が大きく傷つくことを、私たちは学んだ。  困ったことに、危険な空気感染病原体が新型コロナウイルスで最後のはずもなく、1月6日に米ルイジアナ州の保健当局が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルスの感染者が死亡したと発表したように候補はいくつもスタンバイ状態で、今後も繰り返し襲ってくることだろう。  病原体に襲われてから右往左往する、現在のような受け身の社会を当たり前と思えば、恐怖は強まるばかりだが、そう決めつける必要はないのかもしれない。...  20年からの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延によって、目立った症状のない時期や人からでも空気感染する病原体に21世紀の文明社会は極めて弱いこと、ワクチンや特効薬が出てくるまではロックダウンや行動制限をするしか感染拡大を和らげる方法がなく、しかしそれをやってしまうと社会とくに弱者が大きく傷つくことを、私たちは学んだ。  困ったことに、危険な空気感染病原体が新型コロナウイルスで最後のはずもなく、1月6日に米ルイジアナ州の保健当局が高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルスの感染者が死亡したと発表したように候補はいくつもスタンバイ状態で、今後も繰り返し襲ってくることだろう。  病原体に襲われてから右往左往する、現在のような受け身の社会を当たり前と思えば、恐怖は強まるばかりだが、そう決めつける必要はないのかもしれない。宇宙

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