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INTERVIEW

義若博人・第一三共エスファ代表取締役社長

2017年4月1日号

AGの認知度はまだ低い ──2月承認で日本ベーリンガーインゲルハイムの「ミカルディス」類とアストラゼネカの「クレストール」をオーソライズド・ジェネリック(AG)として導入しました。契約をまとめた経緯は。 義若 非常に早い段階から両社にアプローチした。我われがAGを事業の柱と決めたのは13年にサノフィの「アレグラ」がAG化されたのがきっかけだ。第一三共エスファは10年に発足した会社で、遅れて後発品業界に参入した。企業として生き残るには売上高500億円が必要と考えていた。だが、工場のない我われがどのような切り札を持つべきかと悩んでいたときに、アレグラAGを見て「これだ」と思った。その前から米国の事例でAGの存在を知ってはいたが、当時はこんなに早く出るとは予想できず、日本でもとうとうAGの幕が開いたと感じた。いつかはAGがスタンダードになる。そう思って専... AGの認知度はまだ低い ──2月承認で日本ベーリンガーインゲルハイムの「ミカルディス」類とアストラゼネカの「クレストール」をオーソライズド・ジェネリック(AG)として導入しました。契約をまとめた経緯は。 義若 非常に早い段階から両社にアプローチした。我われがAGを事業の柱と決めたのは13年にサノフィの「アレグラ」がAG化されたのがきっかけだ。第一三共エスファは10年に発足した会社で、遅れて後発品業界に参入した。企業として生き残るには売上高500億円が必要と考えていた。だが、工場のない我われがどのような切り札を持つべきかと悩んでいたときに、アレグラAGを見て「これだ」と思った。その前から米国の事例でAGの存在を知ってはいたが、当時はこんなに早く出るとは予想できず、日本でもとうとうAGの幕が開いたと感じた。いつかはAGがスタンダードになる。そう思って専門チ

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