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オンザスクリュー

明かされた「秘話」

財務省・香川俊介元事務次官

2017年4月1日号

 長い霞が関ウォッチャーが「亡くなって時間が経つのに、各方面から惜しむ話がこんなに出る官僚はいない」と言わせているのが、一昨年に享年58歳で逝去した香川俊介元財務省事務次官だ。一昨年の七夕、退官の日を迎えた香川氏は財務省から病院に向かったが、一度も自宅に戻ることなく、そのまま8月9日に亡くなった。 昨年12月に発刊された追悼文集『正義とユーモア』は、単行本スタイルで240頁を超える。親しかった神藏孝之イマジニア会長が発起人となり、各界で親交のあった人に呼び掛けたもので、寄稿した面々を見ると交友範囲の広さがわかる。麻生太郎氏、小沢一郎氏、小渕優子氏、太田昭宏氏、古賀誠氏、二階俊博氏、野田佳彦氏など、政界の錚々たるものである。 香川氏は79年に旧大蔵省に入省し、財務省事務次官に上り詰め、大物官僚として知られた。文集からは故人との思い出のほかに秘話も明か...  長い霞が関ウォッチャーが「亡くなって時間が経つのに、各方面から惜しむ話がこんなに出る官僚はいない」と言わせているのが、一昨年に享年58歳で逝去した香川俊介元財務省事務次官だ。一昨年の七夕、退官の日を迎えた香川氏は財務省から病院に向かったが、一度も自宅に戻ることなく、そのまま8月9日に亡くなった。 昨年12月に発刊された追悼文集『正義とユーモア』は、単行本スタイルで240頁を超える。親しかった神藏孝之イマジニア会長が発起人となり、各界で親交のあった人に呼び掛けたもので、寄稿した面々を見ると交友範囲の広さがわかる。麻生太郎氏、小沢一郎氏、小渕優子氏、太田昭宏氏、古賀誠氏、二階俊博氏、野田佳彦氏など、政界の錚々たるものである。 香川氏は79年に旧大蔵省に入省し、財務省事務次官に上り詰め、大物官僚として知られた。文集からは故人との思い出のほかに秘話も明かさ

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