医薬経済気象台
景気の先行きに怪しさ
?増えてきた気になる指標?
2017年4月1日号
16年10〜12月期の実質GDPは2次速報値で1次速報値の前期比0.2%増から0.3%増に上方修正された。設備投資が1次速報値の0.9%増から2次速報値では2.0%増に大きく修正されたためだ。個人消費は1次速報値と同じく前期比横ばいで、消費回復が依然として遅れていることが明確になった。公共投資は1次速報値の▲1.8%から▲2.5%に下方修正している。景気の本格回復は国内民需が動くことが必要条件だが、民需の2本柱は消費と設備投資である。設備投資が10?12月期の2次速報値で上方修正され、回復の動きにあるのが明らかにされたことは朗報だった。 2次速報値は3月8日に発表されたが、同時に示された16年の実質成長率は1.0%で1次速報値と変わらない。ただ、3月7日にOECD(経済協力開発機構)が発表した世界経済見通しで、日本の16年の推定実績を1.0%としたのは当然として、17年の見通しを16年11...
16年10〜12月期の実質GDPは2次速報値で1次速報値の前期比0.2%増から0.3%増に上方修正された。設備投資が1次速報値の0.9%増から2次速報値では2.0%増に大きく修正されたためだ。個人消費は1次速報値と同じく前期比横ばいで、消費回復が依然として遅れていることが明確になった。公共投資は1次速報値の▲1.8%から▲2.5%に下方修正している。景気の本格回復は国内民需が動くことが必要条件だが、民需の2本柱は消費と設備投資である。設備投資が10?12月期の2次速報値で上方修正され、回復の動きにあるのが明らかにされたことは朗報だった。 2次速報値は3月8日に発表されたが、同時に示された16年の実質成長率は1.0%で1次速報値と変わらない。ただ、3月7日にOECD(経済協力開発機構)が発表した世界経済見通しで、日本の16年の推定実績を1.0%としたのは当然として、17年の見通しを16年11月
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