医薬経済オンライン

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社内基金発の「災害時ドローン配送」

災害孤立地域に新たな選択肢

2017年4月15日号

 災害時に土砂などで陸路を遮断された孤立地域の医療機関に対して、無人飛行機「ドローン」で必要な医薬品を配送する──。 MSDと医薬品卸のアルフレッサ、物流ソリューション事業などを手掛けるエアロセンスの3社が、ドローンによる災害時医薬品配送の実用化をめざして共同プロジェクトを進めている。 内閣府の調査によると、災害時に孤立する可能性がある集落は、全国で1万9145集落に上ることが判明。交通アクセスが遮断される懸念があると指摘する。長野県では、1163の「農業集落」に孤立の危険性があり、全国最多。「漁業集落」では、北海道が251集落で最も多い。 MSD/アルフレッサ/エアロセンスの3社が災害時ドローン医薬品配送で想定するのは、こうした孤立する地域だ。 3社は16年10月、国家戦略特区の指定を受ける福岡市でドローンの飛行実験を実施。ダミー医薬品(空...  災害時に土砂などで陸路を遮断された孤立地域の医療機関に対して、無人飛行機「ドローン」で必要な医薬品を配送する──。 MSDと医薬品卸のアルフレッサ、物流ソリューション事業などを手掛けるエアロセンスの3社が、ドローンによる災害時医薬品配送の実用化をめざして共同プロジェクトを進めている。 内閣府の調査によると、災害時に孤立する可能性がある集落は、全国で1万9145集落に上ることが判明。交通アクセスが遮断される懸念があると指摘する。長野県では、1163の「農業集落」に孤立の危険性があり、全国最多。「漁業集落」では、北海道が251集落で最も多い。 MSD/アルフレッサ/エアロセンスの3社が災害時ドローン医薬品配送で想定するのは、こうした孤立する地域だ。 3社は16年10月、国家戦略特区の指定を受ける福岡市でドローンの飛行実験を実施。ダミー医薬品(空シリ

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