医薬経済オンライン

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論文に欠かせぬ「メディカルイラスト」

日本で学会設立、欧米ではなくてはならない存在

2017年3月15日号

 16年12月、「日本メディカルイラストレーション学会」が設立された。会長に就任したのはメディカルイラストレーターの草分け的存在である川崎医療福祉大学のレオン佐久間特任教授。佐久間氏の呼び掛けに、同大学をはじめ各地の大学病院の医師たちが支援して設立されたメディカルイラストレーターたちの学会である。  ご存じない人もいるだろうが、メディカルイラストレーションとは医学論文や医学書、医学教科書、さらに製薬会社のパンフレットなどに描かれている人体解剖図や手術部位の図、あるいは動物実験の図である。このイラストをたかが解剖図などと軽視してはいけない。メディカルイラストは医学論文にはなくてはならない存在なのである。かつて日本の医師、医学者が欧米の学術誌に優れた論文を発表しているにもかかわらず、イラストが下手なため、「何だこの絵は」とバカにさ...  16年12月、「日本メディカルイラストレーション学会」が設立された。会長に就任したのはメディカルイラストレーターの草分け的存在である川崎医療福祉大学のレオン佐久間特任教授。佐久間氏の呼び掛けに、同大学をはじめ各地の大学病院の医師たちが支援して設立されたメディカルイラストレーターたちの学会である。  ご存じない人もいるだろうが、メディカルイラストレーションとは医学論文や医学書、医学教科書、さらに製薬会社のパンフレットなどに描かれている人体解剖図や手術部位の図、あるいは動物実験の図である。このイラストをたかが解剖図などと軽視してはいけない。メディカルイラストは医学論文にはなくてはならない存在なのである。かつて日本の医師、医学者が欧米の学術誌に優れた論文を発表しているにもかかわらず、イラストが下手なため、「何だこの絵は」とバカにされ

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