医薬品業界のテレビCMの「効能・効果」
民放各社は出稿量増加で「嬉しい悲鳴」
2017年3月15日号
視聴率が不振のフジも業績は好調 テレビと言えば1953年に商業放送がスタートして以来、長らく庶民にとって娯楽の「一丁目一番地」だった。視聴率集計の最大手、ビデオリサーチの発表によると、今から20年前の97年度下期の総世帯視聴率(HUT)は、ゴールデンタイム(19〜22時)で71.2%に達していた。
その後、“テレビ離れ”が喧伝されるようになったが、実際には、メディアの王様という地位はさほど揺らいでいない。最新のデータである16年度上期のゴールデンタイムのHUTを見ても60.9%という水準を保っており、国民の5人に3人がテレビ放送をリアルタイムで視聴している計算になる。
この視聴率という無形商品を売りにスポンサーから広告を募り、放送事業の原資としている民放各社の決算も、当然のことながら好調だ。在京キー局5社の16年4〜12月期決算は、テレビ...
視聴率が不振のフジも業績は好調 テレビと言えば1953年に商業放送がスタートして以来、長らく庶民にとって娯楽の「一丁目一番地」だった。視聴率集計の最大手、ビデオリサーチの発表によると、今から20年前の97年度下期の総世帯視聴率(HUT)は、ゴールデンタイム(19〜22時)で71.2%に達していた。
その後、“テレビ離れ”が喧伝されるようになったが、実際には、メディアの王様という地位はさほど揺らいでいない。最新のデータである16年度上期のゴールデンタイムのHUTを見ても60.9%という水準を保っており、国民の5人に3人がテレビ放送をリアルタイムで視聴している計算になる。
この視聴率という無形商品を売りにスポンサーから広告を募り、放送事業の原資としている民放各社の決算も、当然のことながら好調だ。在京キー局5社の16年4〜12月期決算は、テレビ東京
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