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医政羅針盤

不透明な地域医療構想調整会議の行方

山形大学大学院医学系研究科医療政策学講座教授 村上正泰

2017年3月15日号

 都道府県によって策定された地域医療構想は、実現に向けて、構想区域ごとの調整会議で、その具体化のための検討が進められる段階に入っている。しかし、地域の病院長たちが一堂に会したところで、病床機能の調整がうまく進むとは限らない。医療提供体制改革に向けて、これまでにない仕組みではあるものの、データから課題を読み解き、関係者で協議するというだけでは、利害調整と合意形成のための仕掛けとして、実効性に欠けると言わざるを得ない。  病床機能報告の状況を確認してみても、これまでのところ、厚生労働省の思惑どおりの流れにはなっていない。  表は、厚労省の「医療計画の見直し等に関する検討会」で示されたデータである。病床機能について、高度急性期・急性期から回復期への転換がめざされているけれども、各医療機関が病床機能報告制度で報告してい...  都道府県によって策定された地域医療構想は、実現に向けて、構想区域ごとの調整会議で、その具体化のための検討が進められる段階に入っている。しかし、地域の病院長たちが一堂に会したところで、病床機能の調整がうまく進むとは限らない。医療提供体制改革に向けて、これまでにない仕組みではあるものの、データから課題を読み解き、関係者で協議するというだけでは、利害調整と合意形成のための仕掛けとして、実効性に欠けると言わざるを得ない。  病床機能報告の状況を確認してみても、これまでのところ、厚生労働省の思惑どおりの流れにはなっていない。  表は、厚労省の「医療計画の見直し等に関する検討会」で示されたデータである。病床機能について、高度急性期・急性期から回復期への転換がめざされているけれども、各医療機関が病床機能報告制度で報告している機

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