医薬経済オンライン

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「薬剤師がほしい」富山県の求人戦略

奨学金返還支援に地元製薬会社も名乗り

2017年3月1日号

 求人難を地で行くような話である。富山県が県内の中堅企業と提携し、大学卒業後にUターン、Iターン(生まれ故郷から別の地域に移住、就業する)、Jターン(進学を機に都会に移住したが、その後は生まれ故郷に近い地方都市に移住し、就業)で就職してくれたら奨学金返還を肩代わりする支援策を行っている。  対象は来年3月卒業見込みの理工系修士課程、博士前期課程の県外の大学院生と薬学部生。肩代わりする奨学金は、日本学生支援機構の奨学金か富山県奨学資金で、登録した企業に就職してくれたら理工系大学院生なら2年分の120万円から211万円まで、薬学部生なら最大6年分の461万円を県と企業が折半して助成するというのである。  富山県は「即戦力の理工系大学院生と専門知識を持つ薬剤師が、とくに不足していますから」と説明する。〝富山の薬売り〟で知られるよ...  求人難を地で行くような話である。富山県が県内の中堅企業と提携し、大学卒業後にUターン、Iターン(生まれ故郷から別の地域に移住、就業する)、Jターン(進学を機に都会に移住したが、その後は生まれ故郷に近い地方都市に移住し、就業)で就職してくれたら奨学金返還を肩代わりする支援策を行っている。  対象は来年3月卒業見込みの理工系修士課程、博士前期課程の県外の大学院生と薬学部生。肩代わりする奨学金は、日本学生支援機構の奨学金か富山県奨学資金で、登録した企業に就職してくれたら理工系大学院生なら2年分の120万円から211万円まで、薬学部生なら最大6年分の461万円を県と企業が折半して助成するというのである。  富山県は「即戦力の理工系大学院生と専門知識を持つ薬剤師が、とくに不足していますから」と説明する。〝富山の薬売り〟で知られるように

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