データズームイン
力のある新薬を持つ会社
2017年3月1日号
16年の国内医療用医薬品市場ではある異変が起こった。
市場調査会社IMSジャパンがまとめた製薬企業の売上金額(薬価ベース)の上位20社によると、武田薬品が「販促会社レベル」で数年間不動だった2位から4位へと転落した。
このことをを知った国内製薬企業のベテラン特約店担当者はこう語った。
「(クリストフ・)ウェバー社長が就任してから、武田薬品は大改革が行われている。爆発的に売れる新薬はないし、武田テバも設立して、後発品も手掛けることになった。かつてのように武田薬品のMRだからと、一目置かれる時代でもなくなった」
武田薬品の16年の売上金額は4741億200万円(表右)。トップのファイザーの5827億2700万円とは1100億円の差である。13年は500億円だったので、その差はますます広がっているのである。
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16年の国内医療用医薬品市場ではある異変が起こった。
市場調査会社IMSジャパンがまとめた製薬企業の売上金額(薬価ベース)の上位20社によると、武田薬品が「販促会社レベル」で数年間不動だった2位から4位へと転落した。
このことをを知った国内製薬企業のベテラン特約店担当者はこう語った。
「(クリストフ・)ウェバー社長が就任してから、武田薬品は大改革が行われている。爆発的に売れる新薬はないし、武田テバも設立して、後発品も手掛けることになった。かつてのように武田薬品のMRだからと、一目置かれる時代でもなくなった」
武田薬品の16年の売上金額は4741億200万円(表右)。トップのファイザーの5827億2700万円とは1100億円の差である。13年は500億円だったので、その差はますます広がっているのである。
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