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話題の焦点

「認知症予防にコグニサイズ」

2017年2月15日号

 認知予防に、薬剤の服用ではなく、今一番期待されているのが「コグニサイズ」。 コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を合わせた造語である。 エクササイズはウォーキングでもダンスでも軽く息がはずんで脈拍数がやや上昇する運動であれば何でも。それだけでも認知機能向上効果はあるが、それに脳にも参加してもらって一層効果を上げる複合型にしたのがミソ。 例えば、100から3を引きながら答えを声に出してウォーキングする。慣れたら7とか11を引きレベルアップするとより効果が上がる。 また、しりとりをしながら歩くとか、何でも自己流に工夫して〝ながら運動〟を習慣化することで、認知症が予防できるとなれば、こんなありがたいことはない。 軽度認知障害(MCI)の段階で、この方法を始め、症状遅延効果をはっきり認めた成績を得ており、実践してみる価値は十分ある(国立長寿医療...  認知予防に、薬剤の服用ではなく、今一番期待されているのが「コグニサイズ」。 コグニション(認知)とエクササイズ(運動)を合わせた造語である。 エクササイズはウォーキングでもダンスでも軽く息がはずんで脈拍数がやや上昇する運動であれば何でも。それだけでも認知機能向上効果はあるが、それに脳にも参加してもらって一層効果を上げる複合型にしたのがミソ。 例えば、100から3を引きながら答えを声に出してウォーキングする。慣れたら7とか11を引きレベルアップするとより効果が上がる。 また、しりとりをしながら歩くとか、何でも自己流に工夫して〝ながら運動〟を習慣化することで、認知症が予防できるとなれば、こんなありがたいことはない。 軽度認知障害(MCI)の段階で、この方法を始め、症状遅延効果をはっきり認めた成績を得ており、実践してみる価値は十分ある(国立長寿医療研

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