後発品企業に「冷淡」な厚労省
使用促進の間は「お辞儀」するしかない
2017年2月15日号
「今年はデータヘルス元年というべき年にして、大車輪で制度やインフラを見直していく」
力強い決意に会場からは拍手が巻き起こった。壇上から下りた先には、東京医薬品工業協会の内藤晴夫会長(エーザイCEO)が待ち構え、腰を「90度」にまで屈める深々としたお辞儀で迎える。来賓挨拶を終えた塩崎恭久厚生労働相は相好を崩す。1月6日、ザ・プリンスパークタワー東京で開催された薬業4団体新年賀詞交歓会での一幕だが、もはやこの時期には見慣れた光景だろう。少し大げさとはいえ、来賓に対するマナーでもある。
だが、その場にいた業界人のなかには、「どの面さげてここに来たのか」と苦々しく見ていた人もいるのではないか。何しろ塩崎厚労相は業界全体が忌避する「薬価毎年改定」を盛り込んだ「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」をまとめたからである。
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「今年はデータヘルス元年というべき年にして、大車輪で制度やインフラを見直していく」
力強い決意に会場からは拍手が巻き起こった。壇上から下りた先には、東京医薬品工業協会の内藤晴夫会長(エーザイCEO)が待ち構え、腰を「90度」にまで屈める深々としたお辞儀で迎える。来賓挨拶を終えた塩崎恭久厚生労働相は相好を崩す。1月6日、ザ・プリンスパークタワー東京で開催された薬業4団体新年賀詞交歓会での一幕だが、もはやこの時期には見慣れた光景だろう。少し大げさとはいえ、来賓に対するマナーでもある。
だが、その場にいた業界人のなかには、「どの面さげてここに来たのか」と苦々しく見ていた人もいるのではないか。何しろ塩崎厚労相は業界全体が忌避する「薬価毎年改定」を盛り込んだ「薬価制度の抜本改革に向けた基本方針」をまとめたからである。
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