OBSERVER
グレッグ・フリン シミック・アッシュフィールド代表取締役社長
2017年2月15日号
CSOはこれからがチャンス──国内のCSO(医薬品営業受託)ビジネスをどう見ていますか。フリン 国内では6万5000人いるMRのうち、4500人がコントラクトMR(cMR)と言われている。6%ぐらいだが、英国で20%、欧州で15%ほどだ。現在各メーカーは少しずつMRを減らしているが、リストラが終われば、外注の比率が上がっていくと思っている。タイミングが課題だろう。 今後、メーカーはより多く、より早く新薬を発売していく必要がある。そうなると、柔軟性やローコストといったソリューションが求められ、CSOにはチャンスとなる。米国では、売上げの大部分はプライマリー領域ではあるものの、メーカーはスペシャリティ領域に投資したい。このため、海外では、スペシャリティ領域に集中するために、プライマリー領域を外注する傾向にある。日本でもいずれ同じ傾向になると見ている。また、...
CSOはこれからがチャンス──国内のCSO(医薬品営業受託)ビジネスをどう見ていますか。フリン 国内では6万5000人いるMRのうち、4500人がコントラクトMR(cMR)と言われている。6%ぐらいだが、英国で20%、欧州で15%ほどだ。現在各メーカーは少しずつMRを減らしているが、リストラが終われば、外注の比率が上がっていくと思っている。タイミングが課題だろう。 今後、メーカーはより多く、より早く新薬を発売していく必要がある。そうなると、柔軟性やローコストといったソリューションが求められ、CSOにはチャンスとなる。米国では、売上げの大部分はプライマリー領域ではあるものの、メーカーはスペシャリティ領域に投資したい。このため、海外では、スペシャリティ領域に集中するために、プライマリー領域を外注する傾向にある。日本でもいずれ同じ傾向になると見ている。また、通常
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