医薬経済オンライン

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〝社内警察官〟が今必要な業種

潜在ニーズはある広がらぬ公認不正検査士

2017年2月15日号

 かつての学生街から一変、“調剤薬局銀座”と化した東京・神田駿河台界隈のとあるオフィスビル(写真)内に、「日本公認不正検査士協会」(ACFEJAPAN)の本部がある。任意団体として発足したのが05年4月、有限責任中間法人を経て一般社団法人に変わったのは08年12月と、いずれも比較的最近のことだ。そのためもあってか、公認不正検査士(CFE)という資格・職務に対する世間の認識は乏しく、まだ広く知られる存在にはなっていない。  そうしたなか、小誌では15年10月15日号で、「製薬業界で目を光らせる公認不正検査士相次ぐ」と題して、CFEという米国生まれの新しい「士業」を巡る沿革と現状とを、日米の違いなどにも触れながら取り上げた。個人レベルの公金横領に始まりインサイダー取引、果ては組織的な粉飾決算などに至る企業内部で起きるさまざまな不正に対し、“社...  かつての学生街から一変、“調剤薬局銀座”と化した東京・神田駿河台界隈のとあるオフィスビル(写真)内に、「日本公認不正検査士協会」(ACFEJAPAN)の本部がある。任意団体として発足したのが05年4月、有限責任中間法人を経て一般社団法人に変わったのは08年12月と、いずれも比較的最近のことだ。そのためもあってか、公認不正検査士(CFE)という資格・職務に対する世間の認識は乏しく、まだ広く知られる存在にはなっていない。  そうしたなか、小誌では15年10月15日号で、「製薬業界で目を光らせる公認不正検査士相次ぐ」と題して、CFEという米国生まれの新しい「士業」を巡る沿革と現状とを、日米の違いなどにも触れながら取り上げた。個人レベルの公金横領に始まりインサイダー取引、果ては組織的な粉飾決算などに至る企業内部で起きるさまざまな不正に対し、“社内

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