医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

経済記事の読み方

介護施設や医療モールに波及か

不動産証券化は銀行が生みの親

2017年2月15日号

 現代の錬金術とも言うべき不動産証券化。土地を担保に貸してきた銀行に背を向け、保有不動産を小口の有価証券にして投資家に販売する不動産証券化は、企業が資金調達する際の選択肢のひとつになっている。一昨年は社会基盤整備に投資するインフラファンド市場が国内に創設され、昨年は「J─REIT」(不動産投資信託)が生まれて15年が経過した。  だが証券化が普及し、こうした節目を迎えているにもかかわらず、企業社会のなかでは一般的な理解が深まっていない。よく耳にするが、どうしても馴染みにくいテーマはあるもので、デリバティブや証券化はその代表選手だろう。医療業界でも、診療報酬債権を担保にした証券化商品が出てきた。最近の動向を探りつつ、証券化のイロハの「イ」を紹介してみたい。  証券化は、土地やビルなど、そのままでは切り売りできないような資産価値のあるものを、小...  現代の錬金術とも言うべき不動産証券化。土地を担保に貸してきた銀行に背を向け、保有不動産を小口の有価証券にして投資家に販売する不動産証券化は、企業が資金調達する際の選択肢のひとつになっている。一昨年は社会基盤整備に投資するインフラファンド市場が国内に創設され、昨年は「J─REIT」(不動産投資信託)が生まれて15年が経過した。  だが証券化が普及し、こうした節目を迎えているにもかかわらず、企業社会のなかでは一般的な理解が深まっていない。よく耳にするが、どうしても馴染みにくいテーマはあるもので、デリバティブや証券化はその代表選手だろう。医療業界でも、診療報酬債権を担保にした証券化商品が出てきた。最近の動向を探りつつ、証券化のイロハの「イ」を紹介してみたい。  証券化は、土地やビルなど、そのままでは切り売りできないような資産価値のあるものを、小口の

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence