医薬経済オンライン

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Dear Tomorrow 新しいヘルスケアマーケティング

最先端の研究事情に触れて

課題多いが「夢」はある、ただ現実は……

株式会社アンテリオ理事 堀玲子

2017年2月15日号

 最近、「がん免疫療法」「核酸医薬」「再生医療・細胞治療」そして「遺伝病に関する遺伝子治療」のシンポジウムに立て続けに参加した。3年前は、がん免疫療法の効果予測や核酸医薬の信頼性などに対し、かなりネガティブに近い意見が多かった。しかし、「オプジーボ」や「テムセル」の登場で、現在は製薬企業や研究者が、研究期間の長いこれらの領域に関して、自信を持って開発を進めているようになってきたと感じている。 各種のシンポジウムでは、再生医療や細胞治療の製品を手掛ける企業の本音の部分を聞くことができたし、またデータや情報が、我われのような医療業界に属する関係者にも、透明性を持って開示されてきたということを嬉しく思う。 がんや希少疾患領域では、少しでも早く臨床現場に製品を届けるという目的のため、条件及び期限付承認制度で動いている製品もある。この仕組みの導入は...  最近、「がん免疫療法」「核酸医薬」「再生医療・細胞治療」そして「遺伝病に関する遺伝子治療」のシンポジウムに立て続けに参加した。3年前は、がん免疫療法の効果予測や核酸医薬の信頼性などに対し、かなりネガティブに近い意見が多かった。しかし、「オプジーボ」や「テムセル」の登場で、現在は製薬企業や研究者が、研究期間の長いこれらの領域に関して、自信を持って開発を進めているようになってきたと感じている。 各種のシンポジウムでは、再生医療や細胞治療の製品を手掛ける企業の本音の部分を聞くことができたし、またデータや情報が、我われのような医療業界に属する関係者にも、透明性を持って開示されてきたということを嬉しく思う。 がんや希少疾患領域では、少しでも早く臨床現場に製品を届けるという目的のため、条件及び期限付承認制度で動いている製品もある。この仕組みの導入は、

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