医薬経済オンライン

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「最後の砦」の機能がなかった薬局

「日本に偽造品はない」に甘えた結末

2017年2月1日号

 悪意のふんだんに詰まった医薬品のボトルが突然投げ込まれたことで、日本に偽造品はないという性善説に甘え、自らの責任を軽視し収益を追い求める一部の医薬品流通関係者の醜態を世に晒し、皮肉にも警鐘を鳴らすことになった。  C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」(一般名=レジパスビル・ソホスブビル)の偽造品が患者の手元で発見された問題は、単なる個による犯罪行為という色彩だけで済まず、患者に医薬品や薬局、ひいては医療全般に対する強い不信感を抱かせる大きな事態に向かっている。  悪意のふんだんに詰まった医薬品のボトルが突然投げ込まれたことで、日本に偽造品はないという性善説に甘え、自らの責任を軽視し収益を追い求める一部の医薬品流通関係者の醜態を世に晒し、皮肉にも警鐘を鳴らすことになった。  C型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」(一般名=レジパスビル・ソホスブビル)の偽造品が患者の手元で発見された問題は、単なる個による犯罪行為という色彩だけで済まず、患者に医薬品や薬局、ひいては医療全般に対する強い不信感を抱かせる大きな事態に向かっている。

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