17年は「薬剤師消滅元年」か
韓国では医薬品自動販売機法が閣議決定
参院議員政策担当秘書 岡田裕二
2017年2月1日号
昨今、日本に限らず、世界各国で薬剤師という職業の存在意義が問われている。今や薬剤師は「薬を包装するだけの職業」と見做されており、同じ作業をしながら、看護師や医療助手に比べ格段に高い手数料を取ることから、日本でもここ数年薬剤師バッシング、医薬分業バッシングが盛んだ。
そんな最中の16年5月、規制改革会議は第4次答申を安倍晋三首相に提出し、薬局で薬剤師不在時に、登録販売者が第2類、第3類OTC薬を販売できるようにする規制緩和を提言した。
現行の規制では、薬剤師不在時には薬局全体を閉めなければならず、あらゆる医薬品が販売できない。一方、チェーンドラッグストアなどでは、薬剤師がおらずとも登録販売者がいれば、第2類、第3類OTC薬を販売できる。
薬局のような調剤業務を希望するドラッグストアは、同一店舗内を薬局区画と店舗販売業区画に分けて併設許可を取...
昨今、日本に限らず、世界各国で薬剤師という職業の存在意義が問われている。今や薬剤師は「薬を包装するだけの職業」と見做されており、同じ作業をしながら、看護師や医療助手に比べ格段に高い手数料を取ることから、日本でもここ数年薬剤師バッシング、医薬分業バッシングが盛んだ。
そんな最中の16年5月、規制改革会議は第4次答申を安倍晋三首相に提出し、薬局で薬剤師不在時に、登録販売者が第2類、第3類OTC薬を販売できるようにする規制緩和を提言した。
現行の規制では、薬剤師不在時には薬局全体を閉めなければならず、あらゆる医薬品が販売できない。一方、チェーンドラッグストアなどでは、薬剤師がおらずとも登録販売者がいれば、第2類、第3類OTC薬を販売できる。
薬局のような調剤業務を希望するドラッグストアは、同一店舗内を薬局区画と店舗販売業区画に分けて併設許可を取得し
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