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interview

武藤香織・東京大学医科学研究所公共政策研究分野教授

2017年2月1日号

患者の声集め、臨床研究の改善へ「ほかに薬がなくて藁にもすがる思いで参加するのに、なぜプラセボを入れるのか納得できなかった」「医療者と信頼関係を築き、患者からも症状をきちっと説明することが大事」──。こうした臨床試験や治験の参加者などの声を集めた「臨床試験・治験の語り」が16年11月、ウェブ公開された。サイトを運営するのは、認定NPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」(ディペックス)。英国オックスフォード大学でつくられているDIPExをモデルに日本版の「健康と病いの語り」のデータベースを構築し、それを社会資源として活用していくことを目的とする。 東京大学医科学研究所公共政策研究分野の武藤香織教授はディペックスと協力し、臨床試験・治験の語りデータベース構築プロジェクトを研究代表として実施している。武藤氏に話を聞いた。──プロジェクト協力... 患者の声集め、臨床研究の改善へ「ほかに薬がなくて藁にもすがる思いで参加するのに、なぜプラセボを入れるのか納得できなかった」「医療者と信頼関係を築き、患者からも症状をきちっと説明することが大事」──。こうした臨床試験や治験の参加者などの声を集めた「臨床試験・治験の語り」が16年11月、ウェブ公開された。サイトを運営するのは、認定NPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」(ディペックス)。英国オックスフォード大学でつくられているDIPExをモデルに日本版の「健康と病いの語り」のデータベースを構築し、それを社会資源として活用していくことを目的とする。 東京大学医科学研究所公共政策研究分野の武藤香織教授はディペックスと協力し、臨床試験・治験の語りデータベース構築プロジェクトを研究代表として実施している。武藤氏に話を聞いた。──プロジェクト協力の経

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