医薬経済オンライン

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環境激変 MR進化論

ワークショップ設計法

第217回

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2017年2月1日号

 社員を集めて研修を行う際、ワークショップ形式をとることが多くなりました。この形式は講師が参加者に向けて一方的に説明するものではなく、参加者がグループに分かれ、ディスカッションして改善策を打ち出すなど、参加者同士のやりとりを主軸にアジェンダを組む形式です。今回は成果が上がるワークショップの設計法を考えてみましょう。目標設定 まず、最も大切なことは目標設定です。多くの社員を集め、ワークショップを通じて何を得てもらいたいのか、職場に何を持ち帰ってもらうかを設定します。例えばそれは学びを得て自己成長してもらうことでしょうし、職場に戻ってからメンバーにフィードバックし、職場全体のレベルアップを図ってもらうことでしょう。 また、普段の仕事では接しない同僚と出会い、彼らの仕事や人となりを知ることも刺激になりますし、マネジメントとの質疑応答も会社を知...  社員を集めて研修を行う際、ワークショップ形式をとることが多くなりました。この形式は講師が参加者に向けて一方的に説明するものではなく、参加者がグループに分かれ、ディスカッションして改善策を打ち出すなど、参加者同士のやりとりを主軸にアジェンダを組む形式です。今回は成果が上がるワークショップの設計法を考えてみましょう。目標設定 まず、最も大切なことは目標設定です。多くの社員を集め、ワークショップを通じて何を得てもらいたいのか、職場に何を持ち帰ってもらうかを設定します。例えばそれは学びを得て自己成長してもらうことでしょうし、職場に戻ってからメンバーにフィードバックし、職場全体のレベルアップを図ってもらうことでしょう。 また、普段の仕事では接しない同僚と出会い、彼らの仕事や人となりを知ることも刺激になりますし、マネジメントとの質疑応答も会社を知るい

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