医薬経済オンライン

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平時医療体制の破錠に備える 〜電光石火こそ最良の有事医療〜

陸自救急品「売れ残り品」疑惑

第21回

一般社団法人TACMEDA協議会理事長 照井資規

2017年2月1日号

 米国が費やす軍事関係費は1分間に約100万米ドル(1.13億円)以上に及び米国経済を大いに圧迫している。そうしたなか、防衛は自国で担わせることを方針とするトランプ氏が大統領となったことは当然と言えるが、日本が自国の平和に対し、100%負担しなければならないのかについては、日米同盟が米国にとっても重要であることに鑑みなければならない。  イージス艦の「イージスシステム」をメンテナンスできるのも、米海軍の航空母艦を修理できるだけのドライドッグを有しているのも、東アジアでは日本だけだ。地理的条件ではペリー来航以来、現代では、米軍が世界展開するうえでソフト、ハード両方の技術面から日本は米国にとって必要欠くべからざる存在なのであるから、米国によって日本が守られることをある程度、期待はできる。だが、日本は自国の防衛について、以前にも増して主体...  米国が費やす軍事関係費は1分間に約100万米ドル(1.13億円)以上に及び米国経済を大いに圧迫している。そうしたなか、防衛は自国で担わせることを方針とするトランプ氏が大統領となったことは当然と言えるが、日本が自国の平和に対し、100%負担しなければならないのかについては、日米同盟が米国にとっても重要であることに鑑みなければならない。  イージス艦の「イージスシステム」をメンテナンスできるのも、米海軍の航空母艦を修理できるだけのドライドッグを有しているのも、東アジアでは日本だけだ。地理的条件ではペリー来航以来、現代では、米軍が世界展開するうえでソフト、ハード両方の技術面から日本は米国にとって必要欠くべからざる存在なのであるから、米国によって日本が守られることをある程度、期待はできる。だが、日本は自国の防衛について、以前にも増して主体的に

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