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Halmes&Vaccine

切り札も失った製薬業界

第40回 〜生活習慣病薬の目的〜

コイツ・ドナン

2017年1月15日号

【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は製薬産業の将来像を推理している。ホームズはOECDデータなどから、日本では今後も薬剤費抑制策が強力に進むと断言した。一方、日本企業は抗生物質バブルで研究開発力を強化しながら、消化器官用薬領域などでブロックバスターを生み出すといった努力を続けてきた。さらに製薬企業は大きな発明をしたとホームズは指摘する。それは生活習慣病治療薬であり、製薬企業が病気をつくったという。  私はホームズの質問に対して次のように回答した。 「医師からすると、投薬の判断はそのときに販売されている医薬品の影響を大きく受けている。君が言う『発明』とは、『製薬企業が病気をつくり出した』ということだろう。どうだ。生活習慣病そのものが製薬企業の発明品だ」  ホームズは手を叩いた。 「君の言うとおりだ。しかし、この生活習慣病に関し... 【あらすじ】医薬品探偵ホームズと友人のワクチン博士は製薬産業の将来像を推理している。ホームズはOECDデータなどから、日本では今後も薬剤費抑制策が強力に進むと断言した。一方、日本企業は抗生物質バブルで研究開発力を強化しながら、消化器官用薬領域などでブロックバスターを生み出すといった努力を続けてきた。さらに製薬企業は大きな発明をしたとホームズは指摘する。それは生活習慣病治療薬であり、製薬企業が病気をつくったという。  私はホームズの質問に対して次のように回答した。 「医師からすると、投薬の判断はそのときに販売されている医薬品の影響を大きく受けている。君が言う『発明』とは、『製薬企業が病気をつくり出した』ということだろう。どうだ。生活習慣病そのものが製薬企業の発明品だ」  ホームズは手を叩いた。 「君の言うとおりだ。しかし、この生活習慣病に関して

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