医療企業・その現状と展望
日東電工 核酸医薬受託製造で世界トップ
—メディカル事業の成長加速—
2017年1月15日号
日東電工は一般に包装材、電子部品を主力事業とする企業と認識されている。実際に15年度の事業セグメント別の売上高を見ても、インダストリアルテープ3221億円(基盤機能材料2011億円、自動車材料1210億円)、オプトロニクス4558億円(偏光フィルム等情報機能材料3808億円、プリント回路515億円、半導体製造プロセス材料235億円)、メディカル&メンブレン534億円(医療関連材料等メディカル240億円、高分子分離膜のメンブレン294億円)で、構成比はインダストリアルテープが38.8%、オプトロニクスが54.8%、メディカル&メンブレンが6.4%と、インダストリアルテープとオプトロニクスで94%近くを占める。
だが、オプトロニクスの需要はピークアウトし、今後は成長のけん引役とはなりにくい段階を迎えている。このため、新たな成長事業の育成によって事業ポートフォリオの変革を急いでいる。18年...
日東電工は一般に包装材、電子部品を主力事業とする企業と認識されている。実際に15年度の事業セグメント別の売上高を見ても、インダストリアルテープ3221億円(基盤機能材料2011億円、自動車材料1210億円)、オプトロニクス4558億円(偏光フィルム等情報機能材料3808億円、プリント回路515億円、半導体製造プロセス材料235億円)、メディカル&メンブレン534億円(医療関連材料等メディカル240億円、高分子分離膜のメンブレン294億円)で、構成比はインダストリアルテープが38.8%、オプトロニクスが54.8%、メディカル&メンブレンが6.4%と、インダストリアルテープとオプトロニクスで94%近くを占める。
だが、オプトロニクスの需要はピークアウトし、今後は成長のけん引役とはなりにくい段階を迎えている。このため、新たな成長事業の育成によって事業ポートフォリオの変革を急いでいる。18年度に
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