医薬経済オンライン

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環境激変 MR進化論

それは本当にそうなのか

第216回

営業戦略アドバイザー 佐藤陽夫

2017年1月15日号

 私たちは「そうに決まっている」と思い込み、その結果余計なストレスを受け、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあります。今回は営業現場でよくあるエピソードを取り上げ、本当かどうか考えることの大切さを見直したいと思います。この薬は必要? MRの皆さんのなかには、自分が売っている薬の存在意義に自信をなくした経験をしたことがあるかもしれません。例えば、新薬でがんの無増悪期間が延びるが全生存期間には有意差が出なかったデータを見て、「この薬は必要だろうか」と感じ、ドクターに薬を紹介するモチベーションがダウンしてしまう。 でも、本当にそうでしょうか。大切なことは、薬の価値は患者さんやドクターが決めるものであり、MRの役目は治療の選択肢を増やすことではないでしょうか。患者さんが生き永らえる期間の価値は、自分の価値観で計ってはならないのでは? 治療の...  私たちは「そうに決まっている」と思い込み、その結果余計なストレスを受け、せっかくのチャンスを逃してしまうことがあります。今回は営業現場でよくあるエピソードを取り上げ、本当かどうか考えることの大切さを見直したいと思います。この薬は必要? MRの皆さんのなかには、自分が売っている薬の存在意義に自信をなくした経験をしたことがあるかもしれません。例えば、新薬でがんの無増悪期間が延びるが全生存期間には有意差が出なかったデータを見て、「この薬は必要だろうか」と感じ、ドクターに薬を紹介するモチベーションがダウンしてしまう。 でも、本当にそうでしょうか。大切なことは、薬の価値は患者さんやドクターが決めるものであり、MRの役目は治療の選択肢を増やすことではないでしょうか。患者さんが生き永らえる期間の価値は、自分の価値観で計ってはならないのでは? 治療の選択

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