医薬経済オンライン

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医療企業・その現状と展望

オムロン 家庭用電子血圧計で世界トップ

—高まるヘルスケアの構成比—

2017年1月1日号

 オムロングループはオムロン及び子会社168社(国内36社、海外132社)、関連会社17社(国内9社、海外8社)で構成するグローバル企業である。15年度実績は売上高の59%が海外売上高である。地域別の売上構成比は、日本41%、米州16%、欧州13%、中華圏19%、東南アジア他11%。世界の主要市場に展開している。  レントゲン撮影用タイマーで33年に創業し、世にない製品を送り出すというベンチャー精神を経営方針に、無接点近接スイッチの開発を第1弾として、相次いで新製品を開発、発売してきた。その代表製品が世界初の自動改札機、現金自動支払機である。現在も独自製品がほとんどのため、世界市場での競争力は高く、これがグローバル企業への道につながっている。  現在の事業を構成しているのは、センシング技術とコントロール技術を活用したオートメーション機器などの制御機器事業、制御機器コ...  オムロングループはオムロン及び子会社168社(国内36社、海外132社)、関連会社17社(国内9社、海外8社)で構成するグローバル企業である。15年度実績は売上高の59%が海外売上高である。地域別の売上構成比は、日本41%、米州16%、欧州13%、中華圏19%、東南アジア他11%。世界の主要市場に展開している。  レントゲン撮影用タイマーで33年に創業し、世にない製品を送り出すというベンチャー精神を経営方針に、無接点近接スイッチの開発を第1弾として、相次いで新製品を開発、発売してきた。その代表製品が世界初の自動改札機、現金自動支払機である。現在も独自製品がほとんどのため、世界市場での競争力は高く、これがグローバル企業への道につながっている。  現在の事業を構成しているのは、センシング技術とコントロール技術を活用したオートメーション機器などの制御機器事業、制御機器コンポ

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