医薬経済オンライン

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賛否両論

PPIで勝負に出る厚労省

2017年1月1日号

「PPIがスイッチ候補に残らなければ、今後のスイッチ促進は絶望的だ」。関係者は解説する。 厚生労働省は新スイッチ促進スキームに則って、医療用16成分をOTC薬化候補案として公表した。消費者や団体、学会からの要望を受け公表されたのは、PPI3成分のほか、緊急避妊薬「レボノルゲストレル」、片頭痛薬5成分、にきび治療薬「クリンダマイシンリン酸エステル」など。これらの16成分は関連する医会・医学会にヒアリングした後、厚労省の評価検討会議で議論される。 一方、生活習慣病薬は「初めから却下された」(メーカー関係者)もようで、目玉のないラインナップにとどまった。そのなかで、注目されるのがPPIだ。 PPIは旧スイッチ促進スキームで退けられた成分。それが15年、健康保険組合連合会がスイッチ化を提案し、政府の規制改革会議が検討を促すといった追い風に乗って候補入り... 「PPIがスイッチ候補に残らなければ、今後のスイッチ促進は絶望的だ」。関係者は解説する。 厚生労働省は新スイッチ促進スキームに則って、医療用16成分をOTC薬化候補案として公表した。消費者や団体、学会からの要望を受け公表されたのは、PPI3成分のほか、緊急避妊薬「レボノルゲストレル」、片頭痛薬5成分、にきび治療薬「クリンダマイシンリン酸エステル」など。これらの16成分は関連する医会・医学会にヒアリングした後、厚労省の評価検討会議で議論される。 一方、生活習慣病薬は「初めから却下された」(メーカー関係者)もようで、目玉のないラインナップにとどまった。そのなかで、注目されるのがPPIだ。 PPIは旧スイッチ促進スキームで退けられた成分。それが15年、健康保険組合連合会がスイッチ化を提案し、政府の規制改革会議が検討を促すといった追い風に乗って候補入りした

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