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話題の焦点

「ヒートショック・入浴死世界」

2016年12月15日号

 日本人は世界有数のきれい好きで風呂好き。熱いお湯に浸かって手足を伸ばすと、誰しもが思わず「ハァー」と天国気分。 だが、こんな最高の幸福感にひたれる入浴時でも、一転してヒートショックとなる最悪の危険が潜む。 暖かい居間から寒い脱衣場に移って裸になり、ブルブル震えながら熱い湯船にドボン。 この急激な温度変化に伴って、血圧も上を下への大慌て。これをヒートショックといい、とくに高齢者の体には大きな負担となり、脳出血、脳梗塞。心筋梗塞などを発症、突然死する例が多数発生している。 日本救急医学会は、心肺停止例の解析から入浴事故の本態を高温環境暴露による「熱中症」であるとしている。 入浴中の事故死は、年間約1万9000人に及び、交通事故死数をはるかに上回る。〝乗車〟より〝入浴〟のほうが危険度が数段高いことを強く認識し、うっかり昇天なんてことにならないよう...  日本人は世界有数のきれい好きで風呂好き。熱いお湯に浸かって手足を伸ばすと、誰しもが思わず「ハァー」と天国気分。 だが、こんな最高の幸福感にひたれる入浴時でも、一転してヒートショックとなる最悪の危険が潜む。 暖かい居間から寒い脱衣場に移って裸になり、ブルブル震えながら熱い湯船にドボン。 この急激な温度変化に伴って、血圧も上を下への大慌て。これをヒートショックといい、とくに高齢者の体には大きな負担となり、脳出血、脳梗塞。心筋梗塞などを発症、突然死する例が多数発生している。 日本救急医学会は、心肺停止例の解析から入浴事故の本態を高温環境暴露による「熱中症」であるとしている。 入浴中の事故死は、年間約1万9000人に及び、交通事故死数をはるかに上回る。〝乗車〟より〝入浴〟のほうが危険度が数段高いことを強く認識し、うっかり昇天なんてことにならないように

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