医薬経済オンライン

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事業展開を左右する導出先と審査当局

バイオベンチャーの16年12月期中間決算の総括(後)

2016年12月15日号

 12月1日号に引き続きバイオベンチャーの16年12月期第2四半期累計決算から業績や開発状況などを見ていくことにする。 オンコリスバイオファーマは後期第Ⅱ相試験の終了後に米ブリストル・マイヤーズスクイブからライセンス契約の解消通知を受けた「OBP601」(センサブジン)について、米LBRとオプション契約を締結した。医薬品開発受託機関(CRO)などを手掛けるLBRは米国食品医薬品局(FDA)との交渉などを代行する。 OBP601は米イェール大学から導入したヌクレオシド逆転写酵素阻害薬で、オンコリスは10年にBMSとライセンス契約を締結した。しかし、第Ⅲ相試験の開始のために血圧や血糖、インスリン、体重変化などの再解析や安全性の追加評価が必要との指摘を受けた。同社は抗HⅠV薬市場の競争激化を理由に、16年中をメドにOBP601の導出活動を終了すると明らかにしていた。...  12月1日号に引き続きバイオベンチャーの16年12月期第2四半期累計決算から業績や開発状況などを見ていくことにする。 オンコリスバイオファーマは後期第Ⅱ相試験の終了後に米ブリストル・マイヤーズスクイブからライセンス契約の解消通知を受けた「OBP601」(センサブジン)について、米LBRとオプション契約を締結した。医薬品開発受託機関(CRO)などを手掛けるLBRは米国食品医薬品局(FDA)との交渉などを代行する。 OBP601は米イェール大学から導入したヌクレオシド逆転写酵素阻害薬で、オンコリスは10年にBMSとライセンス契約を締結した。しかし、第Ⅲ相試験の開始のために血圧や血糖、インスリン、体重変化などの再解析や安全性の追加評価が必要との指摘を受けた。同社は抗HⅠV薬市場の競争激化を理由に、16年中をメドにOBP601の導出活動を終了すると明らかにしていた。LB

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