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経済記事の読み方

地銀にも都合いい「健康経営」評価

最近の涙ぐましい融資戦略の背景

2016年12月15日号

早くから健康経営に注目していた政投銀「健康、健康、命よりも健康」。落語家がよく使う「マクラ」だが、低迷し続ける銀行の融資戦略にも登場するようになった。  社員の健康増進策に積極的に取り組み、「健康経営」を進める企業に優遇金利を適用した融資を実施したり、従業員の預金金利を優遇したりするものだ。  健康経営とは、福利厚生だけでなく従業員の健康に配慮することで企業は持続的に成長する、との視点に立った経営手法である。80年代に米国で生まれた経営思想で、健康な従業員こそが収益力のある会社をつくる、という「ヘルシーカンパニー思想」が提唱されたという。日本では13年の日本再興戦略で、健康寿命の延伸(健康関連市場の創造)が掲げられ、15年には企業や健康保険組合に健康経営を促す「アクションプラン2015」が取りまとめられた。  銀行業界では、日本政策投資銀行が逸早く... 早くから健康経営に注目していた政投銀「健康、健康、命よりも健康」。落語家がよく使う「マクラ」だが、低迷し続ける銀行の融資戦略にも登場するようになった。  社員の健康増進策に積極的に取り組み、「健康経営」を進める企業に優遇金利を適用した融資を実施したり、従業員の預金金利を優遇したりするものだ。  健康経営とは、福利厚生だけでなく従業員の健康に配慮することで企業は持続的に成長する、との視点に立った経営手法である。80年代に米国で生まれた経営思想で、健康な従業員こそが収益力のある会社をつくる、という「ヘルシーカンパニー思想」が提唱されたという。日本では13年の日本再興戦略で、健康寿命の延伸(健康関連市場の創造)が掲げられ、15年には企業や健康保険組合に健康経営を促す「アクションプラン2015」が取りまとめられた。  銀行業界では、日本政策投資銀行が逸早く健康

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