医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

業界から「経済課」への期待と限界

迫る自民厚労族“長老”たちの引退

2016年12月1日号

バイオ医薬品勉強会で答弁する大西経済課長「(身内から)越権であるという指摘を受けてしまいまして……」  11月24日に参院議員会館内で開かれた自民党「バイオ医薬品勉強会」。議員から質問を受けた厚生労働省医政局の大西友弘経済課長が、答弁を一旦止める場面があった。一般紙の「薬価を毎年改定へ」という報道に関して見解を求められ、答えようとしたときだった。  城克文総務課長、迫井正深医療課長ら居並ぶ保険局幹部が、何か踏み込んだ発言をしそうな雰囲気を察したのか、咄嗟に横から声を掛けて大西課長を制した。  あくまでも診療報酬、薬価などを含む医療保険制度設計の主体は保険局。医政局経済課は、医薬品業界などの産業振興セクションとして、業界の意見を聞き、省内外で調整を図る役割を担う。大西課長は、やや自虐的な「越権発言」で笑いを誘いつつ、保険局幹部に「(... バイオ医薬品勉強会で答弁する大西経済課長「(身内から)越権であるという指摘を受けてしまいまして……」  11月24日に参院議員会館内で開かれた自民党「バイオ医薬品勉強会」。議員から質問を受けた厚生労働省医政局の大西友弘経済課長が、答弁を一旦止める場面があった。一般紙の「薬価を毎年改定へ」という報道に関して見解を求められ、答えようとしたときだった。  城克文総務課長、迫井正深医療課長ら居並ぶ保険局幹部が、何か踏み込んだ発言をしそうな雰囲気を察したのか、咄嗟に横から声を掛けて大西課長を制した。  あくまでも診療報酬、薬価などを含む医療保険制度設計の主体は保険局。医政局経済課は、医薬品業界などの産業振興セクションとして、業界の意見を聞き、省内外で調整を図る役割を担う。大西課長は、やや自虐的な「越権発言」で笑いを誘いつつ、保険局幹部に「(続け

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