医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

難病と再生医療で開発が「進展」

バイオベンチャーの16年12月期中間決算の総括(前)

2016年12月1日号

 バイオベンチャーの16年12月期第2四半期累計決算が出揃った。政府もバイオベンチャーの育成に力を入れているが、主役である企業の動向はどうなっているのだろうか。2回に分けて探る。  カルナバイオサイエンスは、キナーゼ阻害薬の研究開発と創薬研究で使用するたんぱく質の販売やアッセイ系の販売、化合物プロファイリングスクリーニングの受託研究などを行う創薬支援事業を中心に展開している企業だ。  カルナバイオは16年8月5日、15年6月に米ヤンセンバイオテックと結んだキナーゼ阻害薬のライセンス契約が終了したと発表した。吉野公一郎社長はこの契約について「臨床試験が開始されるとマイルストンを受け取れることになっている。試験は16年末から来年の上期に始まると予想している」と語っていた。契約終了に伴い、ヤンセンバイオテックに供与していた「AS550」の全世界での開発・販売権は...  バイオベンチャーの16年12月期第2四半期累計決算が出揃った。政府もバイオベンチャーの育成に力を入れているが、主役である企業の動向はどうなっているのだろうか。2回に分けて探る。  カルナバイオサイエンスは、キナーゼ阻害薬の研究開発と創薬研究で使用するたんぱく質の販売やアッセイ系の販売、化合物プロファイリングスクリーニングの受託研究などを行う創薬支援事業を中心に展開している企業だ。  カルナバイオは16年8月5日、15年6月に米ヤンセンバイオテックと結んだキナーゼ阻害薬のライセンス契約が終了したと発表した。吉野公一郎社長はこの契約について「臨床試験が開始されるとマイルストンを受け取れることになっている。試験は16年末から来年の上期に始まると予想している」と語っていた。契約終了に伴い、ヤンセンバイオテックに供与していた「AS550」の全世界での開発・販売権はカ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence