医療企業・その現状と展望
大研機器 独創性ある研究開発型企業
—国家戦略特区認定の第1 号—
2016年12月1日号
大研医器は売上規模は15年度で80億円強、医療機器メーカーとしては小規模だが、10年から東証1部の上場企業だ。中堅企業ではあっても、その実力が評価されていると言えそうだ。68年に医療機器の販売でスタート、創業時から研究開発型の企業をめざし、90年に医療用吸引器フィットフィックスを開発して以降、一貫して独創性のある医療機器の開発に注力している。社名の由来は、大いに研究し、オリジナリティ溢れる医療機器をつくるという意味を込めたものだ。製品ブランドのクーデックは、クーデターバイテクノロジーの意味を持つ造語だ。独創技術でドラスティックな医療革命をめざすという想いが込められている。
95年に開発した消毒・除菌マット「ウエットマット」は95年度日経産業新聞優秀製品優秀賞を受賞、97年には携帯型ディスポーザブル注入器「シリンジェクター」、02年には「硬膜外カテーテル...
大研医器は売上規模は15年度で80億円強、医療機器メーカーとしては小規模だが、10年から東証1部の上場企業だ。中堅企業ではあっても、その実力が評価されていると言えそうだ。68年に医療機器の販売でスタート、創業時から研究開発型の企業をめざし、90年に医療用吸引器フィットフィックスを開発して以降、一貫して独創性のある医療機器の開発に注力している。社名の由来は、大いに研究し、オリジナリティ溢れる医療機器をつくるという意味を込めたものだ。製品ブランドのクーデックは、クーデターバイテクノロジーの意味を持つ造語だ。独創技術でドラスティックな医療革命をめざすという想いが込められている。
95年に開発した消毒・除菌マット「ウエットマット」は95年度日経産業新聞優秀製品優秀賞を受賞、97年には携帯型ディスポーザブル注入器「シリンジェクター」、02年には「硬膜外カテーテルキ
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